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【映画】アウトレイジ ビヨンド



アウトレイジビヨンドのこと。

前作アウトレイジで死んだはずの大友(たけし)だけど、死んだっていうのは小日向さんの流した噂であって実際には死んでなかったよということで再びヤクザ同士の殺し合いが始まる。

前作では過剰な暴力での殺戮劇が行くところまで行ってもはや虚無的な笑いにしかならなかった。
個々の暴力には笑いが混じるんだけど最終的には見事に何も残らない空虚な絶望があったんですね。

今作では前作の直接的な暴力は減りました。コントみたいな殺しは滅多に見られません。
一方で増えたのが政治的な恫喝。
言葉をチェスの駒のように巧みに操り相手の動きを支配していく闘争劇です。
直接的な暴力描写など陳腐に思えてくるほどの非常に興味深い世界が見えるという点で、本作はあらゆる暴力映画を圧倒します。

特に一番の見せ場は今回新たに登場した花菱会のトップ連中VS大友の場面。
チンピラを鉄砲玉に使ってやろうの花菱に対しヤケクソな大友の怒鳴り合いはギャラリーがあれば歓声があがるくらい面白すぎます。



★★★★
前作よりさらに面白いです。

ところで話は変わりますが・・・
自分は映画ソウみたいなのは大嫌いなんですよ。
直接的な暴力ばかり全面に押し出してくる割に殺人鬼の動機もゲームの仕組みも単純過ぎて興醒めもいいところなんですよ。
自分は何もゲテモノ好きってわけじゃないんです。
行き過ぎた暴力をただ見たいっていう拷問マニアじゃないんですよ。
そういう状況を成立させるメカニズムメインであって、それを抜かしておいてただ残酷を見せようとしてもそれはタダの逃げなんじゃないのかな~と思うんですよね。
暴力は状況が生み出す現象なので暴力を見せたいだけなら状況をもっとがんばって作ってよって感じですね。

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(2010/12/03)
ビートたけし、三浦友和 他

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theme : 映画感想
genre : 映画

冷たい熱帯魚


『冷たい熱帯魚』

今年の3月3日、福岡に行った時友達と観に行ったんだよね。
自分は常に映画の半券を持ち帰っているので日付は正確なんだ。
感想を書くつもりがいつの間にか月日がたってまだ感想書いてなかったよ(笑)

はっきり言って冷たい熱帯魚は傑作だった。
村田幸雄という人の善さそうな爺さんが言いたいことをはっきりと正直に堂々と語ってくれる。
しかも言ってる内容はだいたい正論。
やってることは詐欺とか殺人だけど、言ってることは理にかなってる。
それだけでこの映画は傑作だね。
日本は空気を読まなくてはならない、言っちゃいけないことは言えないという国だけど、それを無視できるキャラクターの存在はそれだけで快感だよね☆

あと死体解剖は案外グロテスクじゃなかったかな。
もう少し切断するところ映してもいいんじゃないか。


★★★★
(ぶたれるおっぱいは大根)



『トランスフォーマー ダークサイドムーン』

すっごくテキトーで迫力満点の映画。
変形がかっこいいですね。
シャイア・ラブーフさんの演じるサムが狂っててヤバイですね。
特に「アインシュタインは間違ってたんだ!」というセリフがジョークでもかなり痛いです。
急に腕を押さえて止まれー俺の腕ーとかやってるサムの童貞オーラがすごいですね。
巨大マシンキャラクターとか容赦ナシの四肢切断とか玄田哲章さんのボイスとか、まるでゴッドオブウォーみたいですね。


★★★
(みんなどっかおかしい)

【映画】No Country for Young Men


『ノーカントリー』
監督:コーエン兄弟
主演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン


メキシコとの国境近く、麻薬取引の現場から200万ドルを手に入れた男が、金を追うために雇われた殺人鬼から逃げる逃走劇。
一連の事件を保安官(トミーリージョーンズ)が追う。
血と暴力に塗れたロードムービーと言った方がいいか。

保安官の男ベルの一家は父も祖父も代々この土地の保安官を務めていた。
しかし親父が務めたころと違い、現代では犯罪の質が変わり、ベルは世代交代の節目が近づいていることを感じていた。
そんな時、麻薬取引現場跡に残された大量の死体を発見する。
彼は先に現場を発見した知り合いが殺人鬼に追われていることを知り、彼を保護しようとする。



殺人鬼シガーは本物の怪物だ。
彼には人間が通用しない。
人殺しには躊躇いがなく、必要なら人目に付く街中でも火を放つ。
目的のためなら手段を選ばない殺人鬼はいくらでもいるだろう。
しかしシガーが本当に恐ろしいのは彼が、死、暴力、不条理、そしてそれら混沌のアメリカを象徴する化け物だからだ。

おかっぱ風の妙な髪型、どっしりとした風貌、理知的に人をたしなめる知性は死神のような絶対性を感じさせる。
殺しに使う得物もまた独特だ。
圧縮させた空気をはじき出すガスボンベとサイレンサーを装着したショットガン。
前者は扉の鍵穴を穿ち、人体を容易にくり抜く。
後者、近距離ではほぼ必殺の威力をもつ音のない狩りの道具、その恐怖のディティールに感心する。
一つ一つの(彼にとっての)仕事を丁寧にこなす仕草がまたすごい。
バスルームで手を挙げる男を少し眺めた後、バスのカーテンを閉じて見逃すかと思いきやショットガンが放たれる。(ボスッと軽い音がする)
カーテンはただの返り血予防でしかなく、振り向いた彼の顔つきは悪人を追う正義漢と見紛うような面相。
またこれらの一連の動作は彼が絶対的な存在であるかのごとく、極自然に行われるのだ。
もちろん彼も傷を負うこともある。
だがそれはその程度のことに過ぎない。
犯罪経歴から公に顔を出せない殺人鬼にとって重傷を負うことはそれ自体が致命的であるはず…なのだが、それらの困難をあっさりと、しかも派手に解決する様子が映されるためにますますこの男の危険度が飛躍していくのだ。

保安官のトミーリージョーンズは彼に一度だけ追いついたが恐怖のあまり逃してしまう。
彼はもはや自分の手に負えなくなった現代の様相に耐えきれなくなっていたのだ。

殺人鬼と逃亡者の最後の決闘はカットされている。
それを残念に思う人がいるのも充分理解出来るがこのほうがいい。
こうすることでより一層、手を付けることの出来なくなった時代を実感させられるだろう。
凄惨な殺戮現場を目の当たりにする保安官と同じく、何が起きたかは想像するしかない。

映画の原題は『No Country for Old Men』。
原題のアメリカは老いた保安官にはもはや手のつけられない異様な世界であることをあらわしたタイトルだ。
だからか、今の若い世代にはこの圧倒的断絶・孤独は共感出来ないだろうと聞いた。
ただ自分は決してそんなことはないだろうと思う。
日本に於いてはほんの少し前なら希望の持てた未来が、現代の若者には残されていないからだ。
世の中に期待していたことが軽く裏切られ続け、現実に対し日々理想の修正を求められる。
これくらいならいいだろうと思っていた領域さえも身の程を知らされる始末。
ふつうに当たり前に生きることが以前より遥かに困難になったこの国に若者の生き場はない!



★★★★☆
(映画のラスト手前、殺人鬼が負傷して血に塗れたわずかな金で子供のシャツを買い取ったのが印象に残る)

【映画】バチアタリ暴力人間

『バチアタリ暴力人間』
監督:白石晃士



『バチアタリ暴力人間』をDVDで鑑賞。
馬鹿馬鹿しすぎるのと最低すぎるのとで最高に笑えた。

心霊ビデオ監督の白石晃士は撮影中に笠井暁大と山本剛史という二人の男に現場を荒らされ、しかもギャラまで取られ、さらに別の心霊ビデオに出演させろとの要求までされてしまった。
暴力人間の圧力に屈した白石晃士は二人の暴力を受けつつも面白さの可能性を感じ、共に悪事に興じていくのだった。

フェイクドキュメンタリーとしては、これ以上ふざけたものは見たことがない。
『ノロイ』もバカバカしくて笑えたけど『暴力人間』も大変面白い。
全編において過剰でリアルな暴力が振るわれるんだけど、ただそれが不快感だけじゃなく同時に笑いも感じさせるのは、心霊ビデオ撮影者と暴力人間の人間性の違いがそのまま会話の緊張感と非日常感を生みだしており、またそれが心霊ビデオとして編集されることでよりいっそうのシュールさを作り上げているからだ。

監督を含めだんだんと過剰になる暴力の応酬も見事なのだが、ただそれだけに留まらないで終盤には暴力人間が反省をみせるところが本当によく出来ている。
暴力で渡り歩いてきた人間がより大きな暴力に打ちのめされる時いったい何が起こるのか。
それを目の当たりにした時初めて二人に同情したし、一方で『まあそうだよね』って納得もした。
その反省の雲行きも怪しくなっていくのがすごいのだけど、その辺も是非DVDとかで見てほしいと思った。


★★★★
(いろいろとくそみそで面白かったです)

【映画】十三人の刺客

『十三人の刺客』
監督:三池崇史
主演:役所広司、稲垣吾郎

映画館で鑑賞。
面白かったです。
稲垣吾郎が目を背けたくなるほどの悪人ぶりを発揮していたのでとてもよかったです。
まさかそんなにハマり役とは思っていなかったので彼の暴れん坊ぶりは最高に笑えました。
彼に目を付けられて唯一生き残った被害者の一人が血の涙をながして『み な ご ろ し』と書くあたりは最高潮でしたね。
大傑作間違いないと思いました。
とにかくこの前半が死ぬほど面白かったのでそれだけでも充分面白かったです。
そのせいか中盤の緊張感のなさはすごかったですね。
前日徹夜していたので半ば眠りながら観ました。

役所広司が村丸ごと買い取って要塞化して、必殺の罠にしてしまうところも面白かったです。
誘い込んだ稲垣とその家来200名あまり、檻や爆発を使って敵を分断し、CGで出来た燃える牛を走らせたり、敵を弓で撃ち殺しまくったり、民家のセットまるごと粉々に破壊する光景は壮絶でしたね。
しかもこの調子で暗殺完了か?という瀬戸際で、もう予算が尽きましたと言わんばかりに
『小細工はここまで』
『少々銭が足らんかったがまあよい』
『あとは、斬って斬って斬りまくれ』
と通常武器で斬りかかるのでええ~って感じです。

いくらなんでも13人で200人相手はキツイと思うのでもっと地形とか仕掛けとか活かしてほしかったですね。
斬り合いだけで全部片づけるのはやはりリアリティに欠けていたし、ワンパターンとはいかないまでもやや見栄えが足りないかなと。
滅法強いのならわかる気もするけど、その強さを説明するための尺がなかったのも残念。
ラストの決着も死に様も面白かったんだけど、やっぱり1時間近い斬り合いシーンはもっと特徴があってほしかったな。
キルビルみたいに足とか指とかがスパスパ切断されるほどじゃなくてもいいので、もっと派手に痛さを作ったらいいなと思った。
人が200人ほどざくざく死んでいくのに、物語前半のほうがずっとバイオレンスな印象だったのはちょっと勿体ない気がした。


その他
・大将1人、参謀1人、兵長1人、雑魚200人VS剣豪3人、槍1人、爆弾2人、剣士6人、さる1人って感じか?
・稲垣吾郎が映っているシーンは全部面白かった
・やはり『みなごろし』+絶叫のシーンが一番面白かった



★★★☆
(やっぱり稲垣、100人斬っても大丈夫!)

プロフィール

achi

Author:achi
プロメテア教

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