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【映画】スカイライン-征服-、スーパー8

久々に映画館に行って映画を観た。
今回観たのは『スカイライン』と『スーパー8』の二つ。

『スカイライン』

大傑作。
これこそ本物のGANTZだと思いたい。
個人的にスーパー8よりこちらを推したいね。
理由はほぼ全ての出来事が叙事的に表現されているから。
突如現れた光を放つエイリアン群に対し、なすすべもなくマンションに立てこもり続けるしかない一般の人々を淡々と捉えた三日間の経過に俺は心を奪われるのだ。
映画はもう余計な心理描写などせずにただ単に出来事の経過だけを表すように撮っていけばいいんじゃないのかとさえ思うんだけど、そういう意味ではスカイラインはうってつけだった。
スーパー8の方はどうしても主人公グループに気持ちを乗せられないので顔のアップが多過ぎて辟易した。

エイリアンの特殊能力がまた面白い。
空と地上の境界線から放たれるエイリアンの光は『見る』ことによって人間の意識を奪い、侵食する。
この世に絶対的な恐怖の存在があったとすればそれはどのようなものだろうか。
おそらくそれは決して見てはいけないものだと言えるだろう。
エクソシストが公開された時、悪魔のいけにえが公開された時、悪魔が人間を支配する映像にレザーフェイス一家の団欒の映像に映画館では失神する者もいたと聞く。
エイリアンの放つ光はそうした見てはいけないという恐怖の概念そのものではないだろうか。

という世迷言はさておき、この映画には多くの見所が存在する。
例えばマンションに立てこもり身動き取れない状況になった時、ついに現れる友軍機。
いざという時の軍隊は本当に頼もしく見えるからしょうがない。
味方のファイターが次々に落とされるも特攻をかけるステルスの姿はかっこよすぎて涙が出る。
だから後から見たスーパー8の軍隊が相対的にダサダサに見えてしまったんだよね。

そして何より注目すべきは終盤からの主人公の怒涛の反撃。
その辺にあるブロックでボコボコにして最後はパンチでタコ殴り。
窮地を必死で潜り抜けたためか主人公とその女の絆は以前よりも深まりお互いを認め合うように・・・。
そしてラストは怒涛の展開で愛の力によって目覚めた主人公が最強のガンツスーツで立ち上がるというね。
まさに奇跡としか言いようのない驚きと感動と爆笑のシーンに出会えたというこの体験こそが映画を観る事の喜びだと俺は思う。

その他
・対エイリアン空中戦って意外と少ないのでうれしい。
・そういう空中戦STGゲームをやりたい。


★★★☆



『スーパー8』

『E・T』や『スタンド・バイ・ミー』などをベースにした感じの少年たちの冒険映画。
J・J・エイブラムスによるスピルバーグへのリスペクト作ということらしいですが、正直あまり興味をそそられる内容ではなかった。
本作はスピルバーグの過去作に影響されているものの、そのツギハギ成分が多いというだけでオリジナルな要素との組み合わせはとくに上手くも悪くもいっていないように思える。
リスペクト部分が面白いかといわれるとそれこそ微妙で、B級映画をリスペクトしたものの期待以上にはなれなかった『キル・ビル』のガッカリに近い感触だった。

主人公の少年たちとエイリアンが面と向かって出会うクライマックスだが、それまで凶暴すぎた(割にはえらく知性のある)エイリアンが少年の今直面している社会的環境に自らを照らし合わせて共感し、納得して母星に帰っていくというのが納得できない。
これは少年や大人たちそれぞれダメなやつだって実際話してみたら実はいいヤツだったというのが伏線だったりするんだろうけど、それでも唐突さは隠せてないというかあまり繋がらない。
街を壊し人も殺す凶暴なやつなのに眼だけは中途半端にアピールしちゃって、案外話せるヤツみたいなオーラを出すのは卑怯じゃないのかと思ってしまう。
時間をかけて理解しあうならともかく、始めて会った相手でしかも異星人でただの餌、さらに巣穴への侵入者という負の要素しか見当たらないのに理解し合えるなんてわけがわからないよ。
なんとなく漫画『ザ・ワールド・イズ・マイン』のヒグマドンを思い出しちゃったね。
あちらのほうが怪物の見せ方は上手かった。

その他
・あまり感情移入できないのはああいううわべった善人面した人たちを見るのが最近かなり面倒くさいからだと思う。
・列車事故はとてもよかった。金属の破片が舞い落ちるあの音響はずっと聞いていたくなるほど心地よかった。
・淡々と映し出されるスカイラインには共感できるのだがスーパー8のゴリ押し具合には共感出来ない。


★☆
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【映画】トゥルー・グリット

先月14日、友人と『トゥルー・グリット』を観に行った。
TOHOに行ったんだけど料金システムが変わっていて1000円で見ることは出来ず。
ウサギとリスの死ぬほどつまらない話を聞き流し、映画泥棒という名の時間泥棒の映像に目を伏せ、ようやく本編開始。

そして終了。

うーん、根がバカなせいかよくわからないぜ・・・。
本作コーエン兄弟の『トゥルー・グリット』はアカデミー賞10部門ノミネートなど、批評家からは絶賛されているらしいが正直あまり面白いとは思わなかった。
主人公の少女は無意味に殺された父親の仇を討つために、周りの(ずるい)大人たち相手に堂々権利を主張して対等に立ち向かおうとする。
この映画はアメリカ合衆国の成り立ちを題材にしていると小耳に挟んだので、正当な権利を主張して独立しようとする少女に西部開拓期時代のアメリカを象徴させているんだろうかと推測。
ならばその後復讐を果たして失う馬と腕と戦友もアメリカがかつて成長過程で失ったものだったりするんだろうか。
毅然とした佇まいはアメリカが理想としたい表情なのか。

というのは置いといて、よくわからないのは登場人物の行動だよね。
まず少女、父親殺しの犯人に正当な罰を与えたい気持ちはわかる、だがなぜ自分の街での処刑にこだわるのか。結局最終的には自分の手で殺してしまうし。
眼帯の爺、小屋に座っていた子供をなぜ蹴ったのか?馬を叩いていたから?傍目にはただの憂さ晴らしにしか見えない。
ヒゲのマットデイモン、少女をお仕置きだと唐突にお尻ペンペンする。なんだかよくわからない分別のない大人じゃないか。
そして復讐を果たしたとたん出てきて腕を噛む蛇、都合よすぎだろ!いきなり穴とかなんだよ!マインクラフトか!

とまあそれぞれ物語のテーマに絡めるには随分強引だし、一つ一つのエピソードがリアルだけどあまり面白くない点が個人的に気に入らないポイントでした。
原作やリメイク前の前作を見ていればまだ理解できるのかもしれない。
あるいは自分がアメリカ人だったらもっと理解できるのかもしれない。
物語的な意味よりも単純に映像のインパクトが欲しいと思う。それはただ単に個人的な好みだけど・・・。
ノーカントリーは面白かったです。


★★
(地味☆だね!)

プロフィール

achi

Author:achi
プロメテア教

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