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エンジェル・ウォーズ

エンジェル ウォーズ Blu-ray & DVDセットエンジェル・ウォーズ





ザック・スナイダーってどういう人なんでしょうかね。
オタクとカテゴライズすることに問題はないと思うんだけど、どっか軽薄さがあるよね。

『エンジェル・ウォーズ』はとにかく映像だけは抜群にすごかった。
飛び交う銃弾や剣戟を回避して相手の懐に飛び込んで攻撃する一連の流れ、インパクトの瞬間がスローで流れるのってすごく爽快なんですよね。
ザック・スナイダーはとにかくそうした一コマごとにインパクトある映像を作る能力にかけては抜群に威力を発揮する。
発揮するんだけど、映像の見た目がどれだけ凄かったとしても、その映像にはほとんど意味がないし何一つとして必然性がないという。
たぶん本人が効果的に使っていると思っている現実世界と妄想世界の因果関係は驚くほど機能していません。
ザック・スナイダーがしたり顔で見せてくる妄想世界のサムライ兵や鉄騎隊やドラゴンたち、それらにはまったく象徴性がありません。
それどころか主人公の少女が妄想で作り上げる必然性が皆無なんですね。
で、なんでそんなものを出してしまえるのかといったら監督がきっとそういうキモイ趣味をしてるから、いや、趣味の愛で方がキモイからなんでしょうか。

妄想世界はゲーム的な素材で作られてはいるものの、スコピルと同じくまるで機能していません。
ゲームの表現に憧れてそうした数々の素材を持ち込んできたのかもしれませんが失敗しています。
映画の中の意味のない戦闘を見せられるのが苦痛なのに対して本物のゲームならアクションにフィードバックが得られるので、この物語はゲーム媒体で作れば成功する見込みがあったかもしれません。

あと、ラストのどんでん返しを装ってるやつも意味不明ですね。
そんなメッセージ性とか余計にどうでもいいですから。


昨年10月の映画秘宝で『本当に見たい洋画特集』をやってて、その中で『エンジェル・ウォーズ』が2番手に書かれていたんだけど、よくもまあこれを推せたなあと思いました。
まあ『エアベンダー』をこき下ろしたり、はくさい5位にしちゃうくらいだから映画秘宝でもやっぱ信用できないところはあるよね。



(ビョークさんに3点)


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genre : 映画

【映画】スコット・ピルグリムVSザ・ワールド のダメなところ

スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団 [DVD]スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団





『スコット・ピルグリムVSザ・ワールド』を見たよ。
邦題は邪悪な元カレ集団だったけど。

はっきり言って駄作すぎて最低の映画でしたね。
わざわざ公開希望の署名までした俺は本当に馬鹿だった。
本当に後悔してます。

本作は様々のゲームのパロディやオマージュを散りばめてオタク受けを狙ってるんだろうけど、全体的に言えるのはゲーム的表現ってそういうことじゃないだろってこと。
確かにこの映画にはゲームの音楽やレベルアップ表示や漫画の効果音表示が出てきたり、残尿メーターとか敵撃破時にコインが散ったりと色んなゲームから引用されたネタが存在する。
ただしそれらは全く効果的に機能していません。
ゲームから引用してもこの映画にはゲーム性は一切ありません。

まず主人公がラモーナという女に惹かれ付き合うも、彼女に振られ怒りの執念を燃やす元カノたちが徒党を組んで恋路を邪魔しようとするのはいいとして、いざ闘いとなると冴えない主人公が急に格闘技術使い始めるのが理解できません。
そんな能力どこにあったの?と、言いたくなります。
ゲームの基本は操作です。
主人公のポテンシャルがまったくわからないのに話だけは勝手に進んでいくのはよくありません。

それから勝利条件や目的がかなり曖昧なのが良くないです。
なんだかんだ理由をつけては元カレどもが挑んできて、主人公もそれにあわせて戦って「VS」とか分割画面とか使って格闘ゲームみたいな雰囲気になるんですが、倒し方が適当すぎます。
ほとんど気合だけで勝利を決めてます。
せめて体力ゲージくらい表示したらどうでしょうか。

残尿メーターだってもっと何度でも使いどころがあると思うんですよ。
小島秀夫監督が作った世界最高のアクションゲーム『メタルギアソリッド』ではムービー中に主人公が体験する出来事によってスタミナメーターが下がるなどの演出がされています。
この映画ではそうした様々なネタは一回出してそれで終わりです。
なぜもっと使いどころを考えないのでしょうか。
コンティニューも唐突すぎます。
残機くらい最初から表示するという発想はないのでしょうか。

結局なにをやっているのかわからないままに勝手に物語が進んでいくというのは、世間一般的にいうクソゲーという称号が相応しいと思います。
この映画に比べるとどんな映画でも大抵ゲームゲームしてるなとさえ思えてしまいます。
例えば今度自伝を出すとか言ってるアーノルド・シュワルツェネッガーの『トータル・リコール』は序盤で本人のムキムキの肉体を全面に出して「これが俺の武器だ」と主張します。
『コマンドー』もまた元グリーンベレーの筋肉モリモリマッチョマンの変態ということをアピールしつつ、最終目的は敵のアジトに潜入してテロリストを倒し、宿敵と決着を着け、娘を救出するというスーパーマリオくらいわかりやすいストーリーですね。
『バトルランナー』に至っては完全に映画の中がゲームです。
ランニングマンというわけのわからん殺戮ゲームの獲物として拉致され、殺人鬼から逃げまくるという素晴らしいゲーム性ですよ。
最終的には主催者による八百長が発覚するという凶悪さの見せ方も良かったし。
脱線して趣味の話をしてしまったけど、スコピルはそういう映画のことをもっと見習ってほしいですね。



(だいたい主人公が童貞じゃないっていう時点で緊張感がないですね)

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genre : 映画

モータルコンバット良し悪し

前回書いたゲーム『モータルコンバット』の良い点悪い点について。


○良い点

・質感
美麗のグラフィックをふんだんに使って表現される残虐な描写は素晴らしいです。
キャラクターたちの何を言っているのかよくわからない掛け声なんかも雰囲気出ていていいですね。
とても人間とは思えない身体能力が存分に表現されているのも素晴らしいですね。

・隠し要素KRYPT
闘いで手に入れたKOIN(コイン)を魔界の墓場で使ってオマケ要素をアンロックしていくのが楽しい。
墓を掘り起こしたり、木に吊るされた死者や血の池に沈む死者の腹を破ったり、処刑器具に拘束された人々をそのまま殺害していったりと、まあ大変残虐な光景なんだけど、それは魔界に拘束された戦士の魂を解放していく作業なのだと解釈したい(笑)

・隠し要素NEKROPOLIS
キャラクターのデザインや設定資料を見ることが出来ます。
CGを回転させたりズームしたりして見られるのは楽しいです。

・最大4人対戦
タッグマッチが出来るのでコントローラーを持ち寄れば4人で戦うことが出来ます。


○悪い点

・エキシビジョンマッチがない
プレイヤーとCPUが一対一で戦うモードが無いんですね。
ちょっと練習しようと思ってもプラクティスかラダー戦でしか鍛えられません。
自分で選んだ相手と自由に戦えないというのはこの手のゲームにおいては致命的な部分だと思いました。

・ステージ選択が面倒
対戦時のステージ選択が横スライドで選ばないといけないので面倒です。
スマブラのわかりやすさを見習ってほしいです。

・ボスキャラが強い
中ボスのゴロー、キンタロー、ラスボスのシャオ・カーンが強過ぎます。
こちらの攻撃に怯みません。
俺みたいにコンボへたっぴの初心者には倒すのがつらいです。
対戦で使えないのはいいとしても、プラクティスでも使えないのは残念だったり。

・コマンドが複雑
いわゆる波動拳コマンドのようにほぼ全キャラクターで使えるようなコマンドがあまりないです。
それぞれのキャラクターの技表がものすごく個性的な分かれ方をしているので、覚えるのが大変です。
同じような飛び道具でもキャラによって←,→,□とか、↓,→,△とか、←,←,□のような入力の違いがあります。
コンボもまたキャラクターによって複雑で覚えるのが大変です。
まあそれだけやり込める、極められるとも言えますけどね。

・説明書がない
これが最大の問題点か?
別売りの公式ガイドブック買わないといちいちスタートボタン押して技表確認しないといけないってどうなの。
アメリカでは説明書ないのがデフォルトなの?
DLC(ダウンロードコンソール)商売よりある意味ヒドイ。


こうやってみると欠点だらけじゃねーかって思うかもしれませんが、このゲームは傑作です。
というかこれだけ欠点があっても、それを良しと言えるだけのクオリティに仕上がっていることが素晴らしいです。
次回作がいつ出るのかは知りませんが、その時は今回の欠点を改善して更なるクオリティの向上を期待したいですね。

theme : 格闘ゲーム
genre : ゲーム

MORTAL KOMBAT

格闘ゲームをほとんどやったことのない自分が超珍しいことに買ってきたのはこれ。
以前にもブログに書いた最強残虐格闘ゲーム『モータル・コンバット』だ!

mokon

魔界の王は人間界を侵略するためにトーナメントを開催した。
人間界の戦士たちはこのトーナメントに勝って勝利しなければ人類に未来はない。
ブルース・リーの『燃えよドラゴン』と神話を足して割ったような作品。

残虐さゆえに日本ではそもそも発売すらされていないこのゲーム。
ゆえに日本ではamazonが取り扱う輸入版くらいしか存在しないためにちょっとレアな代物である。
そのレアさ、物珍しさこそ自分が何かを買う時、純粋にワクワクできるという一つの重要な指標だったりするのである。
買ってよかった。

そしてふたを開けて驚く。

setumeisho

入っていたのはグッズのカタログ、オンラインパスコード、ぺらぺらの紙に書かれたゲームの始め方。
・・・・・・まさかの説明書別売り!
やられたね、この容赦のなさにモータル・コンバットの精神性が表れているといえる。


モータル・コンバット:ストーリーモードを始めてみる。
当然ながら英語音声・・・何を言ってるのかわからない。
そのわからなさも含めて面白い。

先に言ったとおり、自分は格闘ゲーム初心者なので格闘ジャンルにおいての良し悪しはよくわかんない。
とりあえずいくつか特徴を挙げてみる。
まず、このゲームにおいては飛び道具の相殺がない。
対戦者同士が同時にナイフでも投げたら二人とも刺さっちゃう。
格闘なのに撃ちまくりのゲームってこともありえるんですね。
次に、戦闘中背後にワープしてのが出来る。
相手が画面のどこにいようとも背後に出現してボコボコにすることも可能なんですね。
もちろんガードされると逆に隙だらけになるわけだけど。
そして最大の特徴と言えるのが、驚異的な質感。
リアリティのある殺し合いを目指しているのか、キャラクター造形にアニメっぽさがなく、等身大のヒーローやヴィランに近いところがありますね。
そしてよく血が飛びます。
殴ってたら自然とお互い血まみれです。
服もどんどん傷がつき、傷口が見えてきます。
でもってとどめは必殺技で真っ二つにしたり粉々にしたりします。
これがまーリアルな描写なんで素晴らしいですね!

逆に欠点と言えるのは、キャラクターによって操作方法にかなりの違いがある点。
同じような攻撃でも波動拳コマンドみたいには出せないことが多いです。
コンボに関しても多種多様で使いこなせるにはかなりの労力が必要になると思う。
それだけ長くやり込めると言うべきか、それだけ敷居が高いというべきか、比べようがないので何とも言えないんですけどね(笑)



★★★★☆
(セックス&バイオレンス)


Mortal Kombat(輸入版)Mortal Kombat(輸入版)
(2011/04/19)
PlayStation 3

星を継ぐもの

星を継ぐもの (創元SF文庫)星を継ぐもの

ジェイムズ・P・ホーガン




代表的なSF小説『星をつぐもの』を読んでみた。
創元社SF部門読者投票1位と帯に書かれてあったが、個人的にはそこまででもなかったという印象。

月面にて宇宙服をまとった人間の死体が発見される。
調査の結果、それは5万年前に死んだ人間の死体であり現代のものではなかった。
これが物語の謎でありそれを解明するために優れた研究者が駆り出される。

若干地味な印象を受けてしまうのは過去に起きた出来事を解明することに終始しているからだといえます。
過去に起きた出来事の解明のために研究者たちは微細な証拠を一つ一つ集めあげて解釈し議論し、そこからさらに確定的な情報を元に解釈を進めていくわけです、最後まで。

なので現在進行形の物語なんだけど、まるで古い文献を読んでいるような印象を受けます。
ただ、物語の最後にこれから起こるであろう宇宙航海時代の到来を予感させるので、そこだけはようやくカタルシスがあるなあという感じでした。

タイトル的には人間に代わって何か別の存在が地球を支配する話なのかと勝手に予想してました(笑)

SF小説はあまり読んでないけど創元社から選ぶならグレッグ・イーガンの『宇宙消失』が一番面白かったです。
プロフィール

achi

Author:achi
プロメテア教

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