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【映画】ジャンゴ 繋がれざる者



ジャンゴ 繋がれざる者

★★★★★

タランティーノ監督作品では最も好きな作品になってしまった。
というか今作でさらに彼のことがわかったと言うべきか。

まず、タランティーノがふんだんに盛り込んだ奴隷制度上の暴力。
残酷・虐待描写はこれまでのタランティーノ作品より一層苛烈で本気度を増している。

これまでタランティーノの復讐映画は正直なところスッキリしないものが多かった。
キルビルはただのチンピラを88人も斬ってカワイソーだったし、娘がいたりして困惑だったし、デスプルーフはカートがボコボコにされてカワイソーだったし、イングロリアスバスターズは脇役キャラが主役だし死ぬし・・・。
しかし今回は残虐な歴史を真っ向から描きつつ見事な娯楽作品になっているのがうれしい。
個人的なことだが、ただ真面目なだけの映画のほとんどは「敬遠される」という理由で訴求力が大変低いのではないかと考えているので、娯楽作品でありつつ暴力をむき出しにする映画は最高なのだ。

タランティーノの良さについて今回また少し理解が深まった。気がする。
彼は(一世代前の人間が「映画」と聞いてイメージするような)古い映画を引用して作品に組み合わせる。
例えば古い映画のような古典的フォントによるタイトルコールやオープニングテーマ、地名表記、高速ズームアップなど。
これらを新鮮味を感じさせ、様式美すら感じさせるレベルで再現できるということは、イメージ上の「映画」という概念をそのまま現実化させていることと同じではないだろうか。
だからタランティーノは映画らしい映画を作る、本物の映画作家なんだなあと今回納得した。


三時間近い上映時間だったがアクションシーンは割と少ないかもしれない。
しかしそれを圧倒的に上回る緊張感が全編満ち溢れていて凄かった。例えて言うならアウトレイジビヨンド。
各人物の会話の上にさらに成立する政治的なやり取りが面白い。むしろそれだけの緊張の溜めがジャンゴの感情とリンクしまくっててまた面白かったりする。

あと銃撃戦に挟まれてひたすら流れ弾受けて痛がってる奴が笑えたが、銃撃アクションとして斬新で新しい要素だと思った。
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theme : 映画感想
genre : 映画

【PS3】アサシンクリード1&2

アサシン クリード I+II ウェルカムパック【CEROレーティング「Z」】アサシン クリード I+II ウェルカムパック【CEROレーティング「Z」】
(2012/07/19)
PlayStation 3


アサシンクリード1&2ウェルカムパックをプレイしました。
傑作です。
アクション面で若干の不安が残るものの、このゲームが成し遂げた功績は途方もなく大きいんじゃないかと。

『アサシンクリード』
12世紀、十字軍遠征時代のエルサレムを舞台にアサシン教団の一員として暗殺を遂行する物語。
パッケージには主人公はアサシン教団の精鋭アルタイルと書かれているが、実際にゲームを始めてみると舞台はいきなり2012年のどこかの研究所。主人公としてはさえない青年デズモンドとして謎の実験を受けるという状況に。
実はこれは現代の科学技術によって、DNAの持つ情報から先祖の記憶を掘り起こし、コンピュータ上で歴史を再現することによって、アルタイルという人物の記憶を追体験していくという設定になっている。
このアイディアが大発明。
これによって従来のオープンワールド型ゲームでの興を削がれる制約・・・たとえばマップの端に行くとぶつかる見えない壁、同じ会話しかしない通行人、前後する時系列、致死的ダメージで死なない主人公など、ほぼすべての矛盾を好意的に解釈出来るようになり、同時に記憶されたメディアとしてのビデオゲームを再定義しているんですね。
もちろんそうした解釈のみに頼ることなく、実在する過去の都市を空気までも実体験しているようなレベルまで作りこまれているからこそより説得力のあるゲームとして認められていると言えます。

ゲーム難易度★★★
理不尽度★★
アサシンクリードシリーズは都市のありとあらゆる場所を自在に駆ける、フリーランニングアクションが一つのテーマなんですが、第一作目はこれがなかなか調整不足です。
追手から逃げ、屋根から屋根に飛び移る際、誤った方向に向かってしまい通行人の真上に落下することもしばしば。
通常戦闘は戦術の幅が狭く、終盤は己の力量を試されます。


『アサシンクリード2』
舞台はルネサンス期のイタリア。
デズモンドが体験するのはフィレンツェの名家に生まれたエツィオ・アウディトーレ。
なんと赤ん坊として誕生する瞬間からゲームが始まります。しかもプレイヤー自ら手足を動かしてやって父母に祝福されます。彼の誕生、成長、そしてアサシン教団を束ねる存在になる長い年月を追っていくゲームの始まりとしてこれ以上ないオープニングです。
アサシンクリードシリーズはデズモンドが自分の血筋を辿りその膨大な祖先の歴史を知る、いわば人間賛歌のような物語だと思うんですが、自分がどうしてここにいるのか?自分は何者なのか?どこに向かうべきなのか?を映像としてしかも能動的に体験する作品はそれまで他のどんなメディアにも成し遂げられなかった功績ではないかと思うんですね。

本作はイタリアを舞台にしているだけあって巡り歩く都市が非常に美しいです。
フィレンツェ、トスカーナ、ヴェネツィアといった都市に実際に存在する有名な建築物まで再現しています。
フリーランニングアクションでありながら、さらに観光としての側面までカバーした作りこみは驚嘆に値します。

ゲーム難易度★★
理不尽度★
フリーランニングが一作目より改善され、イタリアの屋根を自在に駆け巡れます。
戦術の幅が大きく広がり、単純な剣の腕だけでなく特殊な武器や道具の使い分けであらゆる危機的状況を打破することができます。
それ以上に今回は全てにおいて出来ることが増えていて、本拠地を発展させたり装備を改善していくといった楽しみもあります。発展させるほど資金が増えやすく、装備を整えるのに有利になり攻略の幅の拡大に繋がっています。

theme : ■PLAYSTATION®3
genre : ゲーム

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