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【映画】M・ナイトシャマラン原案・製作 『デビル』

シャマランの特徴はてきとーに分けて二つあると思うんですよね。
一つは堅実に危機感を煽っていくホラー、ミステリー的な演出。
もう一つは深刻な状況に不釣合いなトンデモギャグ。
例えば『サイン』のアルミ帽子被るホアキンとか、いかにも宇宙人然とした宇宙人を見て驚くホアキンとか、水で死ぬバットで死ぬ宇宙人とか、『レディインザウォーター』で突如現われる猿の守護神とかね。
シリアスな極限状態の臨界点を越えた笑いが面白いんですよね。
で、後者こそシャマラン天然の才能なんだけど、同時に冷静過ぎる視聴者には嫌悪される諸刃の剣になっているんですよね。

では『デビル』はどうだったのかというと、断然前者でしたね。
まあ今作ではシャマランは監督していないので、シャマラン的天然要素に恵まれないのは仕方がない。
そしてそれが功を奏したのか、今回はわりと大々的に『クソつまんねー!』という声は聞かないような気がする。
小品で手堅く一般受けしているという印象。

だがしかし一方で、シャマラン的天然成分100%だった前作『エアベンダー』を絶賛する立場としては、『デビル』は少々物足りない。
いちおう神やデビルの存在を信じるインド系警備員のおっさんの言動にシャマランの片鱗が見えなくもない。
ただ、それ以上のシャマラン的見所は残念ながら少なかった・・・!
監督が真面目に作り過ぎているせいか変に品格が伴っているんですよね。
天然シャマラン派を支持する僕としては、猛烈に馬鹿馬鹿しく神秘的な、あるいはショッキングなのに笑わせてくる恐怖と笑いの同居が見たいんですよ。
なのでもしシャマランが監督だったならもっとやってくれたんじゃないかと考えてしまいました。
もちろん、堅実な作りをしている点では一般受けする良作だと思うので、そういう意味ではオススメです。

あとね、悪魔はちょっとやり過ぎですよ。
小物犯罪者を殺すために結果的にビル閉鎖、数百人のスケジュールを乱し、無関係の人を殺害、ついでに一般人に目撃される&自分も悪いことやってるじゃねーか!とツッコミどころ満載なんです。
悪魔業界はいったいどうなっているんでしょうか。
『人間に見つかってはいけない』アリエッティってレベルじゃないですよ、ホントに。
もしかしたら「誰もが悪魔に襲われるかもしれない」とか「悪魔が日常的に存在する」とか「高層ビルの閉鎖的な密室空間」あたりに込めたテーマがあるのかもしれないけど、考えるのはちょっとめんどくさい(笑)



★★☆
(悪魔が存在するということは逆に希望でもある)
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