スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【映画】ネクロマンティック

先日、ユルグ・ブットゲライトの『ネクロマンティック』を見た。
ユルグ・ブットゲライトは変な映画ばかり撮るのでドイツ政府によりフィルム焼却、上映禁止処分、映画撮影禁止処分を受けているそうな。
ネクロマンティック1 完全版 [DVD]/ダクタリ・ロレンツ,ハラルド・ランド,スーシャス・コルテッド
単純に言って、「死体とセックスしたい男の話」である。
そういうわけで内容は壮絶だ。
なにせ冒頭から放尿で始まる。
あとは兎を殺して皮をはぐ、半ば腐乱した死体をさらってきては3Pするといった内容だ。

そのあたりは自分はまったく死体愛好者ではないのでただただ壮絶としか言いようがなかった。
ただ死体愛好者の男が、同じく死体愛好者の女に振られたあとからの光景はそれなりにちょっと心揺さぶられた。
飼ってた猫を殺して肉片を風呂に漬け、男がそれを頬にぐにゅぐにゅと擦りつける様からは、死体に対する愛情が画面越しにマジで伝わってくる。

男が映画館に行って恐くなって出てくるところも最高である。
スクリーンでは殺人が行われようとするが、死体愛好者の男はあくまでも死体が好きなのであって、殺人は見たくないという複雑な一面も持ち合わせているのである。
この辺が単なるゲテモノ映画と言わせてくれない。

そして勢い余って売春して、売春婦を殺してしまうところもまたすごい。
その死体を死姦した後、男はこれ以上ない晴れやかな顔に変化。
精神世界、どこかの野原で両腕を猛烈に振り回し駆け回る。音楽もとても爽やか。
自宅に戻った男は自らの腹に包丁を突き立て、おもむろに切腹し始める。
同時に男の性器がそそり立つ。
吹きだす血液、飛び出す精液、死ぬ男。
これこそまさに「死に至るまでの生への称揚」とかいうヤツではないか。
生も死も情愛も自己愛も何もかもが詰まったこのシーンは、どう見ても気色悪いに違いないけど、けど、すごい。
映画は単純に出来の良いものを見る時よりも、まだ見たことのない未知なものを見た時の感動の方がデカイ。
その意味ではネクロマンティックは感動こそしなかったものの、地味に印象に残る映画であった。
なにも上映・撮影禁止にしなくてもいいじゃないかと思いますけどね。

でもおすすめはしません。
スポンサーサイト

comment

Secret

1 ■ネクロマンティク。。。

『ネクロマンティック』をご覧になったんですね。
自分は見る機会はなかった、というわけではないのですが、見たことはありません。
たぶん一生見ないと思います。
一人でホラー映画は見れないのです。
これが劇場なら結構平気なんですけどね。

この監督の作品を見ることは一生ないと思いますが、それでもやはり上映・撮影の禁止には反対です。
どれほど嫌悪感を催す作品であれ、鑑賞すること、撮影することは本人の自由だと思うからです。
まぁ本物の死体を使って撮影していたとかいうなら話は別ですが。。。

あと、『マーターズ』はご覧になったことはありますか?
あれも強烈な印象を残す映画ですよ。
自分は途中の展開のツイストがツボでした。

話は変わりますが、今日はお願いがあります。
自分が管理人をしているミクシィの『創作連鶴』コミュに参加してはもらえないでしょうか。
achiさんが連鶴に興味がないということは重々承知しています。
また、コメントなども特にする必要はありません(してはいけないという意味ではありませんが)。
参加者がなかなか集まらず苦労しています。
よろしくお願いします。

2 ■無題

>せぷさん
『ネクロマンティック』はホラーではありませんよ。
純粋な(?)死体愛好者の苦悩を描いたドラマです(というと一層腰が引けますけどね)。
題材はともかく情念は死ぬほど伝わってくる映画なので、そこだけは推しておきます(笑)

私は現実に存在するものを新たに露わにして見せることに映像の価値があると思っています。
想像で作ったものでも人間の可能性として知られる意味があるわけですし。
よほどの悪意で作られたものでなければ規制する意味がわかりません。
あと個人的な話、局部のモザイクなどもよくないと思いますね。

『マーターズ』は見てません。
一度聞いたことはありますが、手を付けてないですね。
近所に置いてあればいいんですけどね~。

連鶴ですか。
そういうことでしたら全然良いですよ。
参加しておきますね。
プロフィール

achi

Author:achi
プロメテア教

最新記事
カテゴリ
最新コメント
ブックマーク
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
1531位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋画
138位
アクセスランキングを見る>>
カウンター
月別アーカイブ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

おすすめ
ブクログ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。